オーバルボックス製作体験

明日(7/7)は、オーバルボックスの製作体験です。私が住んでいる高知県いの町の町民向け生涯学習講座の1コースとして開催します。

上の写真は、チェリー材のオーバルボックス#3ですが、今回のワークショップでは、国産山桜材を使用し、塗装は「キヌカ」という米糠由来の純天然オイルで仕上げます。これによりちょっとおにぎりを入れたりなど簡単なお弁当箱としても安心して使用できるようアレンジしています。

今回のワークショップでは、時間の都合により上の写真のように事前に準備した板を曲げるところから行います。1日目は、曲げ木。曲げ木は蒸して曲げるため、1週間乾燥します。そして2日目は、天蓋・底板のはめ込み、木釘打ち、仕上げ、塗装という工程で体験して頂きます。

参加して頂く皆様には、かっこいいオーバルボックスを持って帰ってもらいたいので、とても緊張しています。職人仕事は感覚的な部分が多く、いかにわかり易く伝えることができるか。。。頑張ります。

下の写真の曲げているところを伝えるならば、

「型に添わせてねじれなくいい感じで曲げてください。」

これでは伝わりませんね。まずい。頑張ります。

さてさて今回、いの町の生涯学習講座では、定員10名に対して大変多くの方のご応募を頂きました。抽選に外れてしまった方は、申し訳ありませんでした。曲げ木など技術的に難しいところもあるので、なるべく一人一人につきっきりで講習する必要があり、あまり多くの人数で開催することができませんでした。

改めて10月頃にオーバルボックスのワークショップを企画しようと思っています。また定員が少なくなってしまうと思いますが、ぜひご参加ください。

10月は、その他ワークショップも企画中です。instagramでも随時情報発信していきますので、ぜひフォロー(@it.furniture)してください。