オーバルボックス製作体験終了しました。

7/14にオーバルボックス製作体験が終了しました。参加して頂いた皆様ありがとうございました。抽選で外れてしまった皆様申し訳ありませんでした。

今回のワークショップは、製作難易度が高く、本当に不安でしたが大きく失敗してしまう人も出ず、皆様に無事オーバルボックスを持って帰ってもらえて本当に嬉しかったです。

今回参加して頂いた皆様の作品です。どれも素敵ですね。

木を曲げるときの「ぐにゅ〜」とした感触やカンナ削り、天板・底板の削り合わせなど非日常的な体験を楽しんで頂ければそれだけでも価値があるかなと思っています。そして、苦労した後、オイルを染み込ませて作品が輝き出す瞬間は本当に最高ですね。

普段、私が家具を造っていてもこの瞬間が一番好きです。毎回本当に木って美しいなと惚れ惚れします。

今回のワークショップは、皆様に楽しんで頂き大成功だったのだと思います。ご自身で製作した思い入れのある作品は、職人には出せない魅力があるなあと思いました。

it furnitureとしては、愛着を持って永く付き合っていけるものだけを身近においておく生活が美しいと考え、オーダー家具でその実現を提案していますが、世界にひとつだけのワークショップでの思い入れという愛着も皆様にぜひ提案していきたいスタイルだなと強く思いました。

さて次回のオーバルボックスのワークショップですが、10月に開催予定となっております。次回も一回の講座の定員数は、5〜6名の予定です。どうしても曲げる瞬間のサポートなどを考えるとこの人数が限界かなと考えています。随時ホームページまたは、instagramで情報発信していきます!

オーバルボックス製作体験1日目終了

オーバルボックス製作体験1日目終了しました。上手に曲げれるかとても不安でしたが、皆様のおかげでピシッと曲げ成功しました。本当に嬉しかったです。

次週は、天蓋・底板のはめ込みです。ここもまた難しい。。。隙間なく綺麗にはめることができるか。。。また緊張です。

次週もよろしくお願い致します!

オーバルボックス製作体験

明日(7/7)は、オーバルボックスの製作体験です。私が住んでいる高知県いの町の町民向け生涯学習講座の1コースとして開催します。

上の写真は、チェリー材のオーバルボックス#3ですが、今回のワークショップでは、国産山桜材を使用し、塗装は「キヌカ」という米糠由来の純天然オイルで仕上げます。これによりちょっとおにぎりを入れたりなど簡単なお弁当箱としても安心して使用できるようアレンジしています。

今回のワークショップでは、時間の都合により上の写真のように事前に準備した板を曲げるところから行います。1日目は、曲げ木。曲げ木は蒸して曲げるため、1週間乾燥します。そして2日目は、天蓋・底板のはめ込み、木釘打ち、仕上げ、塗装という工程で体験して頂きます。

参加して頂く皆様には、かっこいいオーバルボックスを持って帰ってもらいたいので、とても緊張しています。職人仕事は感覚的な部分が多く、いかにわかり易く伝えることができるか。。。頑張ります。

下の写真の曲げているところを伝えるならば、

「型に添わせてねじれなくいい感じで曲げてください。」

これでは伝わりませんね。まずい。頑張ります。

さてさて今回、いの町の生涯学習講座では、定員10名に対して大変多くの方のご応募を頂きました。抽選に外れてしまった方は、申し訳ありませんでした。曲げ木など技術的に難しいところもあるので、なるべく一人一人につきっきりで講習する必要があり、あまり多くの人数で開催することができませんでした。

改めて10月頃にオーバルボックスのワークショップを企画しようと思っています。また定員が少なくなってしまうと思いますが、ぜひご参加ください。

10月は、その他ワークショップも企画中です。instagramでも随時情報発信していきますので、ぜひフォロー(@it.furniture)してください。